翻訳ミステリー大賞・ファルコン賞をダブルで受賞したのはダテじゃないよ。

どーも、ロッカリアです。
どこのどいつが、60を過ぎたジジイに、次から次へと仕事を持って来やがるんだ?
もう歳なんだし、ゆっくりと仕事がしたいんだよ、いや、もう仕事なんてしたくないのが本音だ。
映画を見て、音楽を聴き、本を読んで、たまに旅行に行って、毎日ブログを書いて、残り少ない人生を自由に過ごしたい……。(ブログ更新ができない言い訳…)
さて、話を現実に戻そう。
チャンドラーが好きだし、原尞の小説も好き。
所謂ハードボイルド小説て言うのは、一人称が基本だが、その語り口が、この二人の作家は個人的に、とっても心地良い。
2021年の「このミステリーがすごい!」の海外小説部門で5位にランクインしたこの「台北プライベートアイ」が、文庫になって登場したので、早速買って、今夢中になって読んでる最中だ。(だって、さっきAmazonから来たばっか)
どんな物語かと言うと……。

▶︎▶︎▶︎ 大学の教授を、50歳前に突然辞職し、いきなり探偵事務所(路地裏に、しかも無許可で)開設した主人公のウー・チェン。
しかも、台北中を震撼させる、連続殺人事件の容疑者にもリストアップされ、自身の冤罪を、自ら晴らすために、素人探偵は、助手を希望するタクシー・ドライバーと共に、真犯人を見つけ出さなければならくなった……。
この主人公の語り、やっぱりハードボイルド特有のモノローグ(独白)が心地良い。
ミステリー小説の設定的には、ありふれた感じだが、この探偵のモノローグが、物語をどこまでも牽引して行く。(←まだ50ページしか読んでないけど…)
これは久々の一気読みの予感。
早く寝ようなんて感覚が、一向に起こりません。
もう寝不足でもええわ!
楽しい事して過ごそう。(そして体調は崩れて行く…)
と言うことで、今日も夜は、更けて行くのです……。
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・「台北プライベートアイ」 (文春文庫 キ 19-1) 文庫 – 2024/5/8
・DV8 台北プライベートアイ2 単行本 – 2024/5/24(↓続編)

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