クラシック・ロックよ、永遠なれ!
どーも、ロッカリアです。
今日もラジオみたいに、ゆるりとお話しして行きたいと思います。
さて、今夜取り上げたいのは、長らく日本では幻の映画だった『FM』という作品です。(日本人でこの映画を見た人って、いるんでしょうかね?)
1978年、僕がまだ若く、レコード屋に通いつめていたあの頃。
『FM』のサウンドトラックは爆発的にヒットしたけれど、映画そのものは日本では公開されませんでした。
なんでかって? まあ、いろんな大人の事情があったんでしょうね。
でも、そんな話は深追いしないでおきましょう。
そう言うこともあります、人生ってそんなものですから。
この『FM』、ついにブルーレイになったんです。
それもユニバーサルの【レンタルビデオ 黄金時代が甦る!あなたのリクエストで 初ディスク化】と言う企画で。(ながっ!)
リクエストっていいですよね。
人が何かを求める力って、時々すごく美しいものを生み出すんです。
で、この映画をやっと見れて、思ったんです。
やっぱり音楽って素晴らしいな、と。
物語の舞台はFMラジオ局
物語はFMラジオ局が舞台です。
クセのあるDJたちが登場します。
彼らは音楽を純粋に愛し、リスナーに最高の音楽体験を届けようと奮闘しています。
一方で、親会社は利益ばかりを追求して、音楽の力を軽視する、そんな構図です。
クラシック・ロック好きの僕にとっては、これだけで十分心が動きます。
だって、劇中で流れる曲があまりにも素晴らしいんですよ。
イーグルス、ビリー・ジョエル、スティーリー・ダン……これ以上何を望むの?って感じです。
《お知らせ》
『エイリアン:ロムルス』が早くも1月1日、ディズニー・プラスで独占配信決定!
メンバーは無料で見られます!(入ってて良かった!)
詳細はここをクリックしてディズニー・プラスのホームペジで!
このラインナップを見てください!
- FM (No Static at All) – スティーリー・ダン
- Night Moves – ボブ・シーガー&シルバーバレット・バンド
- Fly Like an Eagle – スティーブ・ミラー・バンド
- Cold as Ice – フォリナー
- Breakdown – トム・ペティ&ハート・ブレイカーズ
- Bad Man – ランディ・マイズナー
- Life in the Fast Lane – イーグルス
- Do It Again – スティーリー・ダン
- Lido Shuffle – ボズ・スキャッグス
- More Than a Feeling – ボストン
- Tumbling Dice – リンダ・ロンシュタット
- Poor, Poor Pitiful Me – リンダ・ロンシュタット
- Livingston Saturday Night – ジミー・バフェット
- There’s a Place in the World for a Gambler – ダン・フォーゲルバーグ
- Just the Way You Are – ビリー・ジョエル
- It Keeps You Runnin’ – ドゥービー・ブラザーズ
- Your Smiling Face – ジェイムズ・テイラー
- We Will Rock You -クイーン19
- FM Reprise -スティーリー・ダン
これ(↑)、全部かかります!
信じられますか!?
音楽がすべて
僕にとってこの映画は、物語うんぬんじゃなくて、音楽そのものなんです。
例えばビリー・ジョエルの「素顔のままで」が流れる瞬間。
それだけで、世界が少しだけ優しくなる気がします。
音楽ってそういう力を持っているんですよね。
言葉では説明しにくいけれど、たぶん皆さんもそう感じることがあると思います。
さて、どうします?
この映画をおすすめするかどうかって?
うーん、これは簡単じゃないですね。
でも、もしあなたがクラシック・ロックのファンなら、そして音楽を心の底から愛しているなら、見てみる価値はあると思います。
物語自体に過度な期待はしないほうがいいです。
でも、映画全体に漂う“音楽愛”みたいなものは、きっとあなたの心に届くはずです。
まあ、そんな感じです。
この季節、部屋を少し暗くして、暖かい飲み物でも用意して、この映画を観てみてください。
そして、劇中で流れる音楽を全身で感じてみてほしいんです。
どんな映画体験になるか、それはあなた次第ですから。
コメント