騙された…、 え、何に!?

どーも、ロッカリアです。
東野圭吾の小説は、映像化されやすいのか、結構な頻度で映画化される。
しかも今回、福山雅治にあえて汚れ役を演じさせるために、ブラック・ショーマンに抜擢されたようです。
で、率直な感想。
もし、福山雅治がそのまま、有村架純の叔父さんを演じるなら、見た目の印象が原作と違うような感じがします。
あ、これは今の段階の個人的な印象なので、作品が出来上がれば、演技とかで、違う人物像になるかも知れませんがね。

ヒロイン真世の叔父さん、神尾武史は元スーパーマジシャンで、今は小さなバーを開いている。
この叔父さんと真世が、彼女の父親殺しの犯人を探すのだが、この叔父さんが、かなりの曲者。
しかも、結構ハードボイルドな面がある。
犯人探しは置いといて、この二人の会話が物語を面白くしているのは間違いない。
ただ、真相には拍子抜け……
種明かしの真相に辿り着いた時、僕は大いに拍子抜けしてしまった。
ネタバレ無しで言うのは少し難しいが、真世の父親は中学校の元教師である。
その父親が殺されるのには、もちろん動機があってのことだ。
だが、それに関して言えば、父親の考え方は人が良すぎると言うか、普通に考えれば、そらそうなるよ、と思ってしまう。
騙されて事がある!(勝手に、だけど…)
僕は今回、文庫本を買ったのですが、以前からこの本が気になっていたので、本屋さんで見かけた、単行本の表紙の記憶が、結構記憶に残っていた。
それがこちら(↓)

この表紙に騙されたのだ!
一見すると、ブラック・ショーマンと思しき人物は、アルセーヌ・ルパンのようなスタイル。(よく見ればマジシャンの正装? なんだけどね…)
このスタイルが、妙に、小説を読んでいる間、勝手に登場して、頭から離れない。
何かのタイミングで、あるいは、何かのシチュエーションで登場するのかな……、と。
まあ、これは勝手に思っていた事なので、騙された、とは言えないかもね。(でも、イラストと言うマジックに騙されたのは間違いない!)
映画はどうなる?
映画は今年中に公開予定。
劇場に足を運ぶかどうかは、予告編を見てから決めようと思うけど、福山雅治がどんな「ブラック・ショーマン」を演じるのかは、気になるところだ。
映画の公開が近づいたら、また改めてチェックしてみましょう。
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1. ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 (光文社文庫 ひ 6-24) 文庫 – 2023/11/14
2. 続編 「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち 」ペーパーバック – 2024/1/24
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