シリーズ作品と続編にしか目を向けない今の聖林(ハリウッド)だが…
どーも、ロッカリアです。
お馴染みのシリーズ化作品と、続編を大量生産しないと、食っていけないハリウッドになって久しいですが、それが一概に悪と言う訳でもなくなったのが、『ゴジラ-1.0』の成功例。
つまり、シリーズ作品だろうが、続編だろうが、面白い作品なら、観客は大歓迎すると言う常識を、我々は思い出した、いや、再認識した、と言う事ではないでしょうか。
そこで、『エイリアン』の最新作、『ロムルス(原題)』の予告編と、『ビートルジュース』の続編、『ビートルジュース・ビートルジュース(原題)』の予告編を見て欲しいと思います。
(↑ 我が家のビートルジュース)
まず『エイリアン:ロムルス』の方
この予告編を見て真っ先に感じたのが、『エイリアン』1作目によく似ている、と言うこと。
見方によると、『エイリアン2』の雰囲気も感じ取れる。
リメイクか?リブートか?
そんな感じにもに受け取れるけど、映像の完成度から判断すると、原点回帰、つまり観客に、あの当時の衝撃、そして恐怖感とアクションを見せたいのではないか、そんな事を予告から見て取れます。
この予告編を最初に見た時は、またか……と言うより、おっ、ちょっと気になるぞ! と思いました。
『ビートルジュース』の続編はどうか?
ティム・バートンが監督、主演のビートルジュースには、もちろんマイケル・キートンが続投。
ウィノナ・ライダーの顔も見られます。
ビートルジュースの恐ろしさを知っているディーツ家だが、葬式で帰省した家では、ビートルジュースが住む模型の街が……。
怖さを知らない娘のアストリッドは、あの言葉を3回言っちゃったんだね。
模型の街が割れて出現した彼。
そしてこう言い放つ。
「ジュースは解き放たれた!(The juice is loose)」
これも昨今流行りの続編だが、ティム・バートンが監督をしているので、そんなの関係ねえと、映画ファンなら絶対チェックしておくべき作品。
ティムの凄いところは、物語以外の部分でも、見るべきものが多いと言う所。
これほどのホラー・コメディでも、俯瞰で見ると、ちゃんとアートされているんだよ。
それだけで、得した気分にさせてくれるのが、ティム・バートン作品なのだ。
皆さんは、この2作の予告編を見て、どう感じるでしょうか。
PS.
NHK-FMでオンエア中の「シネマサウンズ」
作品の数が少なすぎて、期待していたのとは、だいぶ違うんだよなぁ……。
それでもやっぱり今日も聞く。
こうして夜は更けていく……。
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