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映画『リボルバー・リリー』読んでから見るか?見てから読むか?と言う永遠のテーマ

読んでから観ました……。(U-NEXTで)

休日は、、あっと言う間に過ぎて行く……、どーも、ロッカリアです。
今日の話題は、「読んでから見るか?、見てから読むか?」です。
これは、1977年に角川映画第二弾として公開された『人間の証明』のキャッチフレーズです。
オールド・ファンならご存知かと思います。
読書が大好きな人にとっては、本を読む事で完結するので、あんまり関係ないかも知れませんが、読書も好き、映画も好き、と言う人にとっては、大問題、と言うよりは、永遠のテーマじゃないでしょうか?

  • あの小説が映画化される、と言う事を知った時、映画ファンならどうします?
    先に小説を読もうかな、そう思います?
  • すでに読んでいた小説が、映画化されたと知った時、映画ファンならどうします?
    原作が面白かったから、映画館に足を運びますか?
  • 映画が面白かった! その作品に原作があると知った時、どうします?
    原作を買って読みますか?

原作と映画は違うもの、と言う常識!?

最初に原作を読んでいて、映画を観た時に、「原作と違うよな〜」と思う事がありますよね。
原作と映画は違うもの、と知っていても、特に原作が素晴らしかったら、映画化作品には、ガッカリ感が生じてしまいます。
『リボルバー・リリー』の場合、原作は、若きリリーのハードボイルド感と、少年と元諜報部員、リリーの逃避行と言う冒険感に溢れて、名作「深夜プラス1」を彷彿させる感動ものでした。

一方映画の方は、アクションに振り切っていて、アクション映画としては面白かった、と言ってもいいでしょうか。
ただ、昨今の(特にハリウッドの)アクション映画にありがちな、銃弾が当たらない、主人公は不死身、と言う、現代の悪しき影響が見られたのは残念です。

僕は、映画を観る時は、なるべく情報を知らずに観るように心がけています。
勿論、予告編や、あらすじは知っていないと、一体どんな作品なのか分かりませんから、その程度は調べます。
なので、偶然読んだ小説の映画化は、気にせずに観ますが、映画を観た後に、余程のことがない限り、原作を買って読もうと言う事はしません。

小説と映画のハンディキャップについて

小説の映画化、そしてその映画を観た時に、どうしても原作より見劣り、してしまうのには、理由があります。
小説は、読み手の人のイメージと知識が全て。
主人公の顔や、背景描写へのイマジネーションは、読み手の自由な世界感です。

それに対して映画は、直接映像を見せて、観客に訴えかけるもの。
100人いれば、100人とも同じ映像を見るんです。(そこにイマジネーションはないのか?と言うと、それはまた別の話)

なので、原作を読んだ人が、描いたイマジネーションと、映画化された映像が、マッチする事は、非常に少ないと思います。(映画は、監督のイマジネーションですからね)

個人的な意見ですが、僕は、観るなら読まないし、観てからは読まない、と言う、今日のテーマを、根本から否定してしまう人間ですね。

その一方で、原作を読んでいても、いい意味で裏切られた!と言う映画も結構あります。
僕にとっては『野獣死すべし』がそうでした。

また、『犬神家の一族』から始まった東宝の金田一耕助シリーズ5作品は、横溝正史の原作も面白いですし、映画も名作ですよね。

皆さんは、このテーマについてどう思いますか?
「読んでから見てるか、見てから読むか?」
これって、やっぱり永遠のテーマなんじゃないでしょうか……。

ああ、休日が終わり、今日も夜が更けて行く……。

原作とソフトの詳細はAmazonで見られます

・原作小説リボルバー・リリー (講談社文庫) 
・リボルバー・リリー 通常版 [Blu-ray]
・リボルバー・リリー 通常版 [DVD]

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