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カルト映画『ドラゴンvs.7人の吸血鬼』が無料で見れる、と言ったらどうします!?

その前に知ってる? この映画?

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どーも、ロッカリアです。
今日は休日前と言う事もあって、少し変わった映画の話題をお届けします。

『燃えよドラゴン』が全世界を席巻した1970年代前半、香港を中心に、幾千万のカンフー映画が作られました。
その中には、結構面白い作品もありましたが、ほとんどのカンフー映画は、便乗商法に則った、内容の無い作品のオンパレード。
本当に楽しめるカンフーを用いた映画は、1970年代の終わり、ジャッキー・チェンの登場を待たなければなりませんでした。
そんな70年代の中頃、最も奇異なカンフー映画が登場したのです。
それが、この『ドラゴンvs7人の吸血鬼』だったのです。

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まず第一に、他のカンフー映画と、どこが違ったのか? と言う事ですが、イギリスのハマー・プロと香港のショウ・ブラザーズが共同制作した、と言う事です。

ハマー・フィルム・プロダクション。

そうです、B級SFやモンスター作品を数多く世に送り出し、1作品も赤字になら無かった、会社自体がカルト化したプロダクションなのです。
オールドファンにはお馴染み、吸血鬼役(この作品には登場していません)で有名なクリストファー・リーと、色んなドラキュラ作品に、ヘルシング教授として出演いるピーター・カッシング。(後に『スター・ウォーズ』で偉大なる総督、モフ・ターキン役でも注目されましたね)
このハマー・プロの2大スターは、あまりにも有名ですよね。
そして、この作品にも、ピーター・カッシングは、しっかり、ヘルシング教授として出演しています。

物語は、1804年から始まります。
ペンシルヴァニアのドラキュラの元に、中国人の僧侶(怪僧)が訪れ、自国の吸血鬼を蘇らせてくれと、助けを求めた。(この冒頭のシークエンスは、日本語吹き替えだと、めちゃ面白いので注目です)

100年後の1904年、中国の大学で吸血鬼の講義(吸血鬼の講義?)をしていたヘルシング教授の元に、シ・チンと言う青年が来て、故郷が、吸血鬼の脅威に襲われていると話。
するとヘルシング教授は、カンフーの達人だと言うチン青年と、その兄弟と一緒に彼の故郷に行ってみると……。

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ハッキリ言っておくけど、理屈を考えて見る作品じゃありません。
ストーリーに期待する作品でもありません。
日本版ではソフト化もされていません。(理由は見て貰えばわかります…)
ただ、あまりにもカルトな映画なので、知って欲しいと同時に、オールドファンの人には懐かしんで欲しいと思い記事にしました。
また、後年大ヒットする香港映画、『霊幻道士』の原型とも言われているので、見る価値はあるかも知れません……。

ただし、視聴にあたって注意点がひとつ。
今からYouTubeで見られるリンクを貼りますが、日本語吹替えとなっていて、しかもカットされている部分が結構あります。
おそらく、その昔、テレビ放映を録画したものだと推測、なので画質も悪く、ノイズもひどい。
それを踏まえた上で見に行って下さい。

こんなカルト映画を見ていたら、あなたも知らない間に、夜が更けて行きますよ……。

『ドラゴンvs.7人の吸血鬼』をYouTubeで見る

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